ニュース 電子 作成日:2011年10月27日_記事番号:T00033399
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)の林文伯董事長は26日、顧客が発注量を下方修正していることや、タイでの洪水発生などの影響で第4四半期売上高予測を4%減から8%減へと下方修正すると表明した。しかし、「米国市場の消費は想像されているほど悪くなく、中国およびインドの消費力もまだその本領を発揮していない」と指摘。宏達国際電子(HTC)やアップルのサプライチェーンには11〜12月に緊急受注が増えるとの見方を示し、来年の半導体産業についても4〜6%の中程度の成長を維持すると予測した。27日付経済日報が報じた。
林董事長の見通しは、先ごろ「来年は(景気の春を告げる)ツバメが見られないかもしれない」と悲観論を語った台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長とは異なるものだ。
またSPILは今年の設備投資が、当初計画の100億台湾元を上回る115億2,000万元(約290億円)に達する見通しだ。さらに来年についても林董事長は、110億元水準を維持すると語った。
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