ニュース 電子 作成日:2011年10月27日_記事番号:T00033400
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は26日業績説明会を開き、孫世偉執行長(CEO)が、半導体市場は依然在庫消化の見通しが悪く、顧客が需要を慎重視していると説明。その上で、同社の第4四半期の業績予測について、前期比で1割程度の減収となるが、営業利益率は1〜3%を確保して赤字に落ち込むことはないと強調した。27日付経済日報が伝えた。
孫執行長は第4四半期の主要指標について、▽生産ライン稼働率は67〜69%に低下▽ウエハー出荷量1割減▽製品の平均価格5%上昇──を見込むと語った。また12月末時点で40ナノメートル製造プロセスでの生産比率が1割を超えるとの見方を示した。
孫執行長はまた、28ナノメートル製造プロセス技術およびシリコンIP(知的財産)など、ハイエンド製造プロセスへの注力を継続すると述べた。
さらに、同社の28ナノHPM製造プロセスはハンドヘルド機器や高速ネットワークなど高性能製品からの需要があり、また28ナノHLP製造プロセスは、ポリシリコン・ゲート絶縁膜テクノロジー(Poly/SiON)を基礎に高効率製造プロセス技術を採用して、最高の性能価格比を実現したと説明した。
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