ニュース 電子 作成日:2011年10月27日_記事番号:T00033401
台湾積体電路製造(TSMC)はこのほど、同社研究開発(R&D)に携わった元幹部の梁孟松氏が、韓国サムスン電子のファウンドリー事業の研究開発担当副社長に就任したことに関連し、智慧財産法院(知的財産裁判所)に対し、特許保全の仮処分申請を行った。27日付工商時報が伝えた。
智慧財産法院での審理は26日、梁氏に出頭を求め、非公開で行われ、4時間にわたり続いた。審理では、業界最先端の28ナノメートル製造プロセスにかかわる企業秘密が争点となった可能性がある。
智慧財産法院は「裁判官は仮処分決定書を作成しておらず、対外的に公表できない」と説明した。
梁氏はTSMCで最先端の製造プロセスの研究開発を担当しており、業界内では梁氏のスカウトで、TSMCとサムスンの間で「28ナノ戦争」が起きるとの見方が出ていた。TSMCは今月24日、28ナノメートル製造プロセスによる量産開始を発表したばかりだ。
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