ニュース 運輸 作成日:2011年10月28日_記事番号:T00033412
昨年8月に供用を開始し、高速バス短中距離路線の発着拠点となっている都市交通システム(MRT)市政府駅のバスターミナルに対し、周辺で交通渋滞を生んでいることや、台湾高速鉄路(高鉄)、台湾鉄路(台鉄)への乗り継ぎが不便なことが市民の不満を呼んでいることを受けて、台北市交通局は先ごろ、3年後に完成予定の南港駅バスターミナル(台北市南港区)に代替機能を持たせることを決めた。しかしこれについても市民から「計画がいい加減で、税金の無駄遣いだ」と強い批判が起きている。28日付蘋果日報が報じた。
台北市交通局は一昨年より市内5カ所にバスターミナル設置を進めてきたが、7月に行った運営状況調査で、市政府駅ターミナルへの不満が強いことが発覚。一方、南港駅はMRT、台鉄が乗り入れ、高鉄との連絡も予定されていることから、同駅への機能移転を決めた。
これにより南港駅ターミナルは2018年の完成後、台北駅ターミナルと共に中長距離路線の発着を担う、台北市東部最大のバスターミナルとなる。一方市政府駅は基隆、宜蘭、桃園、新竹などを結ぶ短距離路線のみの発着地点とする計画だ。
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