ニュース 運輸 作成日:2011年10月28日_記事番号:T00033414
高雄市の都市交通システム(MRT)の整備を担当する高雄市政府捷運工程局の陳存永局長は27日、計画中の環状軽軌鉄道(ライトレール、LRT)と水岸(ウォーターフロント)軽軌鉄道の計画を統合し、2016年の開通を目指す意向を明らかにした。計画統合により、同局は建設費を42億台湾元(約106億円)節減できると試算している。28日付工商時報が伝えた。
環状軽軌鉄道(全長19.6キロメートル)は建設費122億元で、中央政府が約44億元の出資を決定後、BOT(建設・運営・譲渡)方式による事業者決定に向けた入札を2回実施したが、いずれも不調に終わっていた。このため、政府出資で建設した後、民間に一定期間運営を委託する案が有力となっている。
一方、高雄港のウォーターフロントに建設が計画されている水岸軽軌鉄道は総工費54億元が見込まれている。両線は13年末の着工が計画されており、今後計画の見直しが進められる見通しとなった。
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