ニュース 電子 作成日:2011年10月28日_記事番号:T00033423
光ディスク大手、中環(CMCマグネティクス)の第3四半期純利益が5,182万台湾元(約1億3,000万円)となり、2007年第1四半期以来、4年以上続いた四半期ベース赤字を脱出した。28日付工商時報が報じた。
光ディスク、DRAM、液晶パネルは「前世紀のスター産業」と呼ばれ、今世紀に入ってからは厳しい競争にさらされていた。それでもDRAM、液晶パネルは何回もの好調の波があったのに対し、光ディスクは一貫して低迷が続いていた。
現在、ハイテク産業で相次いで不景気の影響が出る中、これと逆行する形で中環が黒字転換を果たした背景には、設備メーカーさえ倒産するという厳しい淘汰が業界で進んだことがある。中環の翁明顕董事長は先ごろ、「光ディスク産業は今後『黄金の5年』を迎える」と語っている。
なお中環の第3四半期売上高は51億300万元、粗利益率は9.8%。第1〜3四半期累計では依然17億5,600万元の純損失を計上している。
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