ニュース 社会 作成日:2011年10月31日_記事番号:T00033433
 米大リーグ(MLB)のオールスターチームが30日、台湾入りした。一行は監督と28人の現役選手のほか、同行家族やスタッフ、メディアなど130人余り。台湾に8日間滞在し、台湾の代表チームと3球場で5試合を行う予定だ。
ボウチー監督(右2)、カノ選手(右1)ら一行。ホテルには食事に特別な要望はなかったが、ベッドの長さを伸ばすようリクエストがあったとか(30日=中央社)
MLBオールスターチームがアジアで交流試合を行うのは、2006年の日本以来で、台湾では初めてのこと。長栄航空(エバー航空)の専用機で到着した一行は、桃園国際空港や宿泊先の台北君悦大飯店(グランドハイアット台北)で、ファンから熱烈な歓迎を受けた。
チームの監督は、昨年ワールドシリーズを制覇した、サンフランシスコ・ジャイアンツのブルース・ボウチー監督。選手で最も注目されているのは、ニューヨーク・ヤンキース所属の二塁手、ロビンソン・カノ選手(ドミニカ共和国出身)だ。訪台選手中、最高額の年棒1,000万米ドルというスター選手で、王建民投手(ワシントン・ナショナルズ所属)とはマイナーリーグから一緒。09年まではヤンキースのチームメートだった。かつて台湾の統一セブン-イレブン・ライオンズと味全ドラゴンズで活躍したカノ選手の父「阿Q」も同行しており、台湾で一緒に公益活動を行うという。
同じくヤンキース所属のカーティス・グランダーソン外野手(年棒825万米ドル)や、ボルチモア・オリオールズ所属のジェレミー・ガスリー投手(同575万米ドル)など、豪華な面々がそろっている。チーム全員の合計累計年棒は15億台湾元にも達するというから、まさにオールスターだ。
交流試合は明日11月1日午後6時30分から新北市の新荘球場で開戦。前売りチケットは完売しているが、当日券1,000枚が午後2時から販売される。雨天中止の場合は、翌2日に延期となる予定だ。その後、一行は台中・洲際球場(11月3、4日)および高雄・澄清湖球場(5、6日)でゲームを行う予定で、多くの野球ファンを沸かせてくれることだろう。
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