ニュース その他製造 作成日:2011年10月31日_記事番号:T00033440
太陽電池用多結晶シリコン(ポリシリコン)ウエハーの緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)は28日、今年の業績予測を下方修正し、売上高は181億台湾元(約480億円)、税引き前損失が20億4,200万元に拡大するとの見通しを示した。1株当たり損失は2.9元から7.78元に悪化する。業績予想を下方修正したのは過去2カ月で2度目。稼働率も70%前後に下がっているが、緑能は「無給休暇は絶対に実施しない」と強調した。29日付経済日報が伝えた。
市場の成長が予想を下回ったことと、価格圧力が続いていることから、林和龍・同社総経理は手元資金を確保するため第4四半期に在庫を一掃すると明らかにした。しかし材料コストが高く、赤字幅の拡大が見込まれるため、再度の下方修正に到ったと説明した。
林総経理によると、世界で現在6ギガワット(GW)の太陽電池在庫があるため価格が大幅に下がり、市場メカニズムが混乱を来しているという。年内に在庫を一掃した後はコスト構造が大きく改善され、製造コストが15~20%下がるという。
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