ニュース その他製造 作成日:2011年10月31日_記事番号:T00033441
太陽電池最大手、茂迪(モーテック・インダストリーズ)の左元淮董事長は28日、太陽電池市場の先行きについて、来年ドイツと英国が太陽光発電に対する補助金を削減することから、第4四半期は駆け込み需要が見込めるものの、市場は依然供給過多の状態にあり、価格上昇が見込めないことから、市況は来年上半期まで厳しい局面が続くとの認識を示した。29日付経済日報が報じた。
左董事長は、太陽電池モジュールのオファー価格は1ワット当たり1米ドルを切り、既にコストを下回っているが、依然需要を刺激するには至らず、回復の兆しは見えないと語った。
モーテックは第3四半期、出荷量が330メガワット(MW)と四半期ベースで過去最高を記録したものの、業績は赤字を計上。第4四半期は生産ライン稼働率を7割まで引き下げ、出荷量を前期以下に抑える計画だ。
左董事長は、今後の需要は予測をさらに下回る可能性もあり、技術力で後れを取る業者ほど厳しい状況に直面すると指摘。その上で、多くの企業が撤退して初めて、市況は正常な状態を回復するとの考えを示した。
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