ニュース 電子 作成日:2011年10月31日_記事番号:T00033449
29日付工商時報によると、バックライトモジュールの中強光電(コアトロニック)は、第3四半期の業績悪化を受け、竹南工場(苗栗県)を南部科学工業園区(南科)工場に統合して生産を縮小し、一部従業員の解雇を行った。
呉秀蕙董事長によると、第3四半期はパネル需要の低迷による顧客の生産ライン稼働率引き下げを受け、業績が前年同期比で大幅に落ち込んだ。バックライトモジュールの出荷量は、タブレット型パソコン用のみ同29%増となった以外は、テレビ用とモニター用がともに前期比で1けたの減少率となった。第4四半期も全体で前期比約1割減と悲観している。
一方、瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)も、顧客の出荷遅延の影響でタブレット型PC用の出荷が減少し、第3四半期売上高は前期比9%減の157億6,500万台湾元(約400億円)、純利益は同25%減の10億1,100万元、粗利益率は9.7%減と今年最低だった。ただ、同社売上高は9月から回復傾向にあり、10月には新製品の出荷が始まったことから、第4四半期は前期を上回るとみられる。
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