ニュース 電子 作成日:2011年10月31日_記事番号:T00033450
中堅液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)は30日、第6世代工場でタッチパネルに加え、11月からハイエンドのスマートフォン向け3.5インチ液晶パネルの生産を開始すると発表した。第3四半期の中小型液晶パネルの出荷量は前期比22.8%増、前年同期比35.3%増の1億3,700万枚と四半期ベースで過去最高となった。1~9月累計では3億4,600万枚に上り、通年で5億枚の目標達成が視野に入った。31日付工商時報が伝えた。
中型パネルについては電子ペーパー世界最大手、元太科技工業(EIH)との提携で稼働率が安定したほか、同社傘下の韓国ハイディスと共同開発した7インチと10.1インチのHFFS方式パネルを、第3四半期からアマゾン・ドット・コム向けに供給を始めた。
車載用液晶パネルでは日米の大手自動車メーカーの認証を取得、製品の量産を開始、長年取り組んできた日本市場参入を果たした。今年の出荷量は200万枚を超える見通しだ。
ただ第3四半期の業績は、液晶パネル価格低迷を受け、営業損失が約34億8,000万台湾元(約88億円)、純損失が36億1,000万元に上った。第4四半期は中小型パネルの出荷面積比率を前期の60%から70~80%に高め収益状況の改善を図る構えだ。
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