ニュース 電子 作成日:2011年10月31日_記事番号:T00033454
ノートパソコンなど受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長は28日、来年の出荷見通しについて、市場シェアの拡大により、液晶テレビ以外のすべての製品で今年比2割以上増加すると述べた。テレビは今年の目標台数800万台を維持するとした。29日付経済日報が報じた。
林董事長は、世界のノートPC市場の来年の出荷量は1けた成長にとどまると予測。一方で、ウィストロンのノートPC出荷のうち、超薄型軽量ノートPC「ウルトラブック」が全体の10%に達するとの見方を示した。またタブレット型PCでは、米アップル以外の製品の出荷量が新興市場で大幅に増加すると予測し、同社の来年のタブレットPC出荷台数も5~6倍の成長を見込む。サーバー製品については、クラウドコンピューティング市場での商機を狙い、来年は今年比20%以上の成長を見込んでいる。
このほか同社は、タイの大洪水によるハードディスクドライブ(HDD)供給不足が業績にダメージを与えると懸念されている問題について、「当社に影響はなく、第4四半期の粗利益率は前期比で横ばい」との見通しを示した。
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