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公立病院汚職、新北市聯合医院長ら起訴


ニュース 医薬 作成日:2011年11月1日_記事番号:T00033470

公立病院汚職、新北市聯合医院長ら起訴

 公立病院の調達に絡む汚職事件を捜査している桃園地方法院検察署(桃園地検)は31日、新北市立聯合医院院長の沈希哲容疑者、心臓内科主任の陳識中容疑者を起訴した。1日付自由時報が伝えた。

 起訴事実は、医療器材のリースなど4件の調達(9,258万台湾元相当=約2億4,000万円)に絡むもので、沈被告は98万9,000元、陳被告は1,112万元を受け取ったとして収賄罪に問われた。

 このほか、贈賄側の宜徳医材の経営者兄弟、李洽権、林弘銘両容疑者も起訴された。

 調べによると、陳被告は自分が担当する調達案件で13〜16%のリベートを受け取り、うち5%分を沈被告に渡すことになっていた。

 陳被告が業者から受け取ったリベートのうち、沈被告の取り分は440万元だったが、沈被告は大量の現金の処理に困り、陳被告に毎月20万元ずつの「分割払い」を求めた。しかし、4カ月分を受け取った時点で、検察が捜査に着手したことから、陳被告は沈被告への支払いを中止したという。