ニュース 電子 作成日:2011年11月1日_記事番号:T00033482
液晶パネル主要4社の今年9月までの累計赤字が計996億台湾元(約2,600億円)に達した。10月に入ってもパネル価格の下落が続いていることから、今年通年の4社の合計損失額は少なくとも1,000億元を上回り、過去最悪となるとみられる。1日付工商時報などが報じた。
奇美電子(チーメイ・イノルックス)が31日発表した損失額は、第3四半期が172億5,700万元、第1〜3四半期までの累計が444億4,800万元と、4社の中で最悪だった。陳彦松同社財務長は「生産ライン稼働率を60~70%まで引き下げたことが粗利益率に影響した」とコメント。第4四半期については「生産品目の調整を行って改善したい」と述べた。
友達光電(AUO)の損失額は、第3四半期が157億9,600万元、第1〜3四半期累計では404億元だった。
中華映管(CPT)は8四半期連続で赤字を計上しており、今年第1~3四半期の累計損失額は90億6,200万元だ。
瀚宇彩晶(ハンスター)の第3四半期の非連結売上高は、前期比約12%減の101億8,300万元、粗利益率は0%、純損失は25億8,900万元で、第1〜3四半期の累計損失額は55億9,900万元となった。
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