ニュース 商業・サービス 作成日:2011年11月2日_記事番号:T00033497
レストランチェーン最大手、王品集団の戴勝益董事長は1日、来年2月、業績に基づく定例昇給に加え、傘下の各レストランで働くホールスタッフ、同主任、キッチンスタッフの給与を5%引き上げると発表した。福利厚生の充実と市場競争力の強化が目的だ。実施後、対象となる従業員の月給は1人当たり2,000~3,000台湾元(約5,200〜7,800円)増え、同社の人件費は年間1億1,000万元近く増加することになる。2日付工商時報が報じた。
ハイテク業界が相次いで人員削減、減給、無給休暇を実施する中での王品集団の昇給表明は、台湾飲食サービス業の好調をうかがわせ、同業の追随や人材の奪い合いも起きるとして関心を集めている。
王品集団の売上高は今年95億元を突破するとみられる。同社は現在約1万人の従業員を抱えているが、戴董事長は「傘下の各レストランブランドの展開拡大により、来年は新たに2,500人を雇用する」と語った。
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