ニュース 医薬 作成日:2011年11月2日_記事番号:T00033500
統一集団傘下の原薬メーカー、台湾神隆(サイノファーム)は1日、上場後初の業績説明会を開き、中国・江蘇省常熟市に建設していた新工場がこのほど完成し、生産テストを完了したことを明らかにした。今月10日から原料から原薬を製造する中間段階に当たる医薬中間体の生産を開始する。2日付工商時報が伝えた。
来年には同工場の第2期工事が完了し、生産ライン6本の体制で、中間体の大量生産に加え、GMP(適正製造規範)に合致した原薬の生産も開始する。また、新薬用原薬の開発も受注する。
同社は近く、欧米、日本などで4種類の原薬を発売する予定だ。このうち、米国では、来年第1四半期に抗血栓剤原薬「アルガトロバン」、第2四半期に覚醒促進剤「モダニフィル」を発売する。欧州ではアルツハイマー病治療薬の「ガランタミンHBr」を来年第1四半期、筋萎縮性側索硬化症の治療薬「リルゾール」を第4四半期に発売する。日本でも4製品を相次いで発売する予定だ。
今年の売上高は前年比30%増の650万米ドルを見込む。
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