ニュース 社会 作成日:2011年11月3日_記事番号:T00033518
馬英九総統は2日の午後6時ごろ、前夜に大腸がんの手術を受けた李登輝元総統(88)を見舞うため、台北栄民総医院(台北市北投区)を訪れたものの、李元総統は「休息中のため会えない」として馬総統と会うことを拒んだことが同行者の話により明らかとなった。病院側に李元総統の病状を尋ねた後、10分ほどで病院を後にした馬総統は、「静養のじゃまをしてはいけないと思い会わなかった。病状を確認しにいっただけだ」と語った。3日付中国時報などが報じた。
病院側の説明によると、李元総統の術後の経過は順調で、意識もしっかりしており、2日朝には鼻と胃のチューブを取り外した(2日=中央社)
王燕軍・李登輝事務所主任は、馬総統の来院はメディアによって知らされ、これを聞いた李元総統は「ここは政治をやる場所ではない。政治目的なら来てほしくない」と語ったという。これに対し総統府報道官は「連絡はした。総統は李元総統に見舞いの意を表したかっただけだ」と説明した。
なお、李元総統は病室に入ってからも政局への関心を失わず、「もしわたしが死んだら、今度はあなたたちががんばってください」と語ったという。
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