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作成日：2007年10月25日_記事番号：T00003352
高鉄、増便も乗車率４割を切る
交通部が24日発表した統計によると、台湾高速鉄路は９月、１日当たりの上り下りの便数をとも１日91便に増やしたことにより、乗客数は増加したものの乗車率は８月の43.62％から39.73％へと減少して４割を切った。これは開通以来最低の数値で、高鉄は乗車率アップのため来月から５～７％割引で予約のいらない自由席乗車券を売り出す。
一方、台湾鉄路の１～８月乗客数は、長距離の乗客数が減少したものの、短距離では9.5％増え、全体では前年同期比0.2％の減少となった。台鉄は多くの通勤列車用簡易駅を建設していることもあり、乗車距離50キロ以内の乗客が総乗客数の72.2％（前年同期比1.1ポイント増加）を占め、近距離での利用が中心になっている。25日付経済日報が報じた。
