ニュース 金融 作成日:2011年11月3日_記事番号:T00033525
中央銀行の彭淮南総裁は2日、立法院での答弁で、中台間での通貨清算に関する協定の年内調印を目指す方針を表明した。3日付工商時報が伝えた。
彭総裁(左)は「中銀は相手方(中国)に対するプッシュを続けている。ただ両岸(中台)問題は中銀が主導する問題ではないということだ」と現状を説明した(2日=中央社)
彭総裁は「中銀も焦っている。対岸(中国)も当初は下半期に調印可能だと言っていたが、反応がない。中銀としては年末までに調印できることを希望している」と述べた。
彭総裁によると、中台間での通貨清算システム構築をめぐっては、中銀が昨年、中国に代表団を派遣して交渉を行ったほか、今年も電話による協議を続けているという。
台湾企業は中国との貿易で米ドル建てによる決済を余儀なくされており、産業界や銀行業界からは、人民元建てでの貿易決済実現で、為替差損を抑えたいとの要望が根強い。
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