ニュース 食品 作成日:2011年11月3日_記事番号:T00033530
景気悪化で無給休暇や人員削減を実施する企業が出る中、食品大手、味全食品工業の魏応充董事長は2日、牛乳など日常的に消費される小額商品を取り扱っていることや、展開市場を中台に絞ってきたことから世界経済の変動に影響を受けにくく、来年は3~5%の賃上げもあり得ると強気の見通しを示した。3日付蘋果日報が報じた。
魏董事長は、台湾の牛乳市場は供給不足のため、2,000頭の乳牛を4,000頭まで増やす計画を明らかにした。さらに将来は牧場拡大のほか、牛糞を利用した発電や有機肥料作りなどにも環境面への配慮にも力を入れたいと述べた。
また、世界的な景気の先行きについて魏董事長は、欧州の債務問題が解決していないため、第4四半期は第3四半期より悪化するが、来年第1~2四半期には改善に向かい、第2四半期以降は回復するとの見方を示した。
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