ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LED電球価格、来年Q2に10ドル以下へ【図】


ニュース 家電 作成日:2011年11月3日_記事番号:T00033534

LED電球価格、来年Q2に10ドル以下へ【図】

 市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下の発光ダイオード(LED)関連部門、LEDinsideは、40ワット(W)の白熱電球に相当するLED電球の価格が来年第2四半期には10米ドルまで下がり、普及が一気に進む分岐点となる「スイートスポット」を迎えるとの予測を示した。液晶テレビバックライトへのLED光源の浸透が予想されたほど進まない中、LED電球に今後の成長のけん引役として期待を寄せる、晶元光電(エピスター)、億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)、隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)など台湾の関連メーカーに恩恵が見込まれる。3日付蘋果日報が報じた。

 LEDinsideによると、40WクラスLED電球の国際平均小売価格は、9月現在で前年同期比20%下落の23.6米ドルまで下がっている。

 レクスターの鄭水金・照明事業処協理も、LED電球の設計は単純化が進み、さらにLEDチップ価格、部品価格も下落しているため、来年第2四半期にはメーカー出荷価格が6米ドルまで下がる可能性があり、末端価格が10米ドルを切ることはあり得るとの見方を示した。