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台北の百貨店・量販店、7店が安全検査不合格


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年11月4日_記事番号:T00033556

台北の百貨店・量販店、7店が安全検査不合格

 創業祭(週年慶)セールたけなわの台北市の百貨店・量販店業界に対し、台北市政府法規委員会、建築管理処、消防局がこのほど合同で安全検査を実施し、24店中7店舗が不合格だったと3日発表した。4日付自由時報が報じた。


週年慶セール期間は商品の出し入れが頻繁で、避難経路などをふさぐケースが多く見られると葉慶元・台北市政府法規委員会主任委員は指摘した(3日=中央社)

 不合格店舗のうち、▽太平洋崇光百貨(太平洋そごう百貨)天母店▽美麗華百楽園(ミラマー・エンターテインメント・パーク)▽愛買(aマート)景美店──は、避難経路の非常用はしごや非常口などのそばに物が置かれているなど、建築法違反で12万台湾元(約31万円)の罰金が科された。

 このほか、信義区のATT 4 FUNとコストコ(好市多)内湖店は消防設備の不備で不合格となり、改善命令が出された。そごう忠孝館と復興館にも消防規定違反があったが既に改善した。

 法規委員会は、週年慶セール期間は大勢の消費者が詰めかけるため、いったん事故が起きれば大惨事となると注意を呼びかけた。