宏碁（エイサー）がこのほど、業界で初めてグーグルのＯＳ（基本ソフト）「アンドロイド3.2」を搭載した７インチのタブレット型パソコン「アイコニア・タブ Ａ100」が注目を集める中、同製品には米ＩＤＭ（垂直統合型半導体メーカー）、サイプレス・セミコンダクターの大型スクリーン・マルチタッチソリューション「TrueTouch」が採用されているとサイプレスが明らかにした。４日付工商時報が報じた。
エイサーの「Ａ100」は、既にアマゾン・ドット・コムで販売されており、価格は約300ユーロ（約３万2,000円）。ディスプレイの解像度は1024×600で、70度の視野角を実現している。
サイプレスによると「TrueTouch」は静電容量検出方式のセンサー技術を採用、突出した読取速度で真のマルチタッチサポートを実現したとしている。防水機能を備え濡れた手でも操作可能という特色も持つほか、低消費電力性能にも優れるという。
