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液晶テレビ用パネル、今年初のマイナス成長へ【表】


ニュース 電子 作成日:2011年11月4日_記事番号:T00033567

液晶テレビ用パネル、今年初のマイナス成長へ【表】

 市場調査会社、ディスプレイサーチによると、日本・中国・台湾・韓国の液晶テレビ用パネル出荷は昨年2億2,090万枚だったが、今年は前年比6%減の2億780万枚となる見通しだ。マイナス成長は初めてとなる。世界的な液晶テレビの在庫過多で、パネルメーカーは出荷を伸ばせない状況だ。4日付工商時報などが伝えた。

 パネル業界が冷え込む中、大手の友達光電(AUO)や奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、取引先への支払いが遅れているとの観測が出ている。両社とも、取引先と支払い条件について再交渉していると認めた。

 一方、来年の日中台韓の液晶テレビ用パネル出荷は今年比19%増の2億4,730万枚とディスプレイサーチは予想している。新興市場向け液晶テレビ新機種、新規格発売で、今年年末に値下げキャンペーンが繰り広げられるためとの見方だ。