ニュース 社会 作成日:2011年11月7日_記事番号:T00033574
今月1日に大腸がんの手術を受けた李登輝元総統(88)は5日、手術後初めて少量の水を飲んだ。腸内のガスも排出できたが、肺に少量の水がたまっており、退院は今月中旬まで延びる見通しだ。6日付聯合報などが報じた。
李登輝事務所の王燕軍主任によると、手術後は綿棒で口の周りを濡らして水分を取っていたので、水を飲めたのは進歩だという。ただ、依然食事は取っておらず、手術後の高血圧の調整や、糖尿病、心臓病へのモニタリングもあってほとんど十分な睡眠が取れておらず、38度以上の熱が続いて体力が弱っている状態だという。
肺に少量の水がたまった原因については、大腸の切除手術によって臓器に防御機能が働いて粘膜分泌が起きたたもので、正常な現象と言えると説明した。ただ、李元総統には肺結核の病歴があるため、医療チームは新たな症状を引き起こさないよう投薬を続ける構えだ。
なお、李元総統はリハビリ師と家族の手助けにより、上半身を起こしたり、左右の足を上げられるようになったということで、今後はベットから下りることも試せるという。飲食も、腸内のガスが完全に抜け、尿道管を外せば可能になる見通しだ。
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