ニュース 電子 作成日:2011年11月7日_記事番号:T00033589
台湾での第4世代(4G)移動通信規格によるサービス開始時期が諸外国に比べて遅いとの指摘を受け、行政院科技顧問組、交通部、国家通訊伝播委員会(NCC)は、現在軍が使用している700メガヘルツ(MHz)帯から2.6ギガヘルツ(GHz)帯のうち活用されていない周波数帯を4G用に使用することで、4G免許の発給時期を2013年末、サービス開始を15年とする方向で調整している。免許枠は現在の移動通信事業者より1社多い6社分となる見通しだ。7日付経済日報が伝えた。

行政院は当初、第2世代(2G)の免許期限を15年6月まで延長し、同年に4G向けに再割り当てする方針だった。しかし、ライバル韓国が既に4Gサービスを開始するなど、このままでは台湾が4G導入で後れを取ることになりかねないため、2Gの免許期限延長を取りやめ、発給時期の前倒しを決めた。
周波数帯に関しては、2G用に割り当てられている900MHz帯、1.8GHz帯を回収し、700MHz帯または2.6GHz帯と組み合わせて、割り当てを行うことになる見通しだ。
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