ニュース 電子 作成日:2011年11月7日_記事番号:T00033593
宏碁(エイサー)は来年、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)へのノートパソコン生産委託を減らし、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)への発注量を今年の2倍に当たる1,000万台に増やすもようだ。コンパルが聯想集団(レノボ・グループ)と中国での合弁工場の建設を決め、関係を強化していることに不満を持っての動きとみられる。しかしエイサー、クアンタともコメントは控えている。7日付経済日報が伝えた。
サプライチェーン筋によれば、クアンタの受注台数が、エイサーのノートPC全体に占める比率は20%以下で、主力委託先はコンパルとなっている。しかし来年はクアンタが全体の40%を受注することになりそうだ。観測によるとクアンタは13、14、17の各インチ製品を手がけ、コンパルが15インチ製品を主に請け負うことになるという。
クアンタはエイサーからの受注が増えれば、来年も業界首位を維持できるだけでなく、来年の出荷量は過去最高の6,000万台を超える可能性もあると証券会社はみている。
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