ニュース 電子 作成日:2011年11月8日_記事番号:T00033622
グンゼ(本社・大阪市北区、平田弘社長)と光学フィルム大手、華宏新技の合弁ITO(酸化インジウムスズ)膜メーカー、郡宏光電が設置を進めている2本目のITO膜生産ラインが今月既に試験生産に入っており、年内に量産を開始する。第2ラインの月産能力は7万平方メートルで、稼働すれば同社全体の月産能力は10万平方メートルに達する。タッチパネル産業の好調で日韓メーカーのITO膜生産需要が激増する中、郡宏光電の生産ラインは既に満杯状態になっている。8日付電子時報が報じた。
観測によると郡宏光電は、グンゼからのITO膜受注が現在単月2万〜3万平方メートルに上るほか、サムスン電子からも同2万平方メートルを受注。さらにLGディスプレイ(LGD)にもサンプルを送付しているとされる。
なお、華宏新技の10月連結売上高は、液晶パネル市場の低迷などを受け8億100万台湾元(約21億円)で前月比5.66%減(前年同月比1.63%増)。1〜10月累計(自社決算)では87億1,800万元で前年同期比8.27%増となった。
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