ニュース 運輸 作成日:2011年11月9日_記事番号:T00033637
海運大手、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は8日の董事会で、70億台湾元(約180億円)分の担保付普通社債の発行と、船齢約20年の3,600TEU(20フィートコンテナ換算)のコンテナ船3隻の処分を決めた。社債の新規発行は、年内に多くの発行済社債が償還期限を迎えるため、借り換え資金に充てることが目的だ。早ければ年末に発行手続きを始める。9日付経済日報が伝えた。
コンテナ船3隻の処分については買い手を探している最中だが、陽明は解体も検討しており、いずれにしても利益が計上できると説明した。
3隻の処分に伴い陽明は、完全子会社の全洋海運は台湾国際造船(台船)に発注していた8,000TEUのコンテナ船5隻を約5億9,200万米ドルで買い上げる。来年下半期に4隻、2013年に1隻の引き渡しを受ける予定だ。5隻を取得しても船員は増やさず、コストも増えないとしている。
なお陽明は今後、1万6,000TEUクラスのコンテナ船調達を計画しており、船舶数や発注時期については時機を見て董事会に提案するとしている。基本的には国際入札とし、早ければ来年初めの入札を予定している。
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