ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年11月9日_記事番号:T00033643
銅線材・電線ケーブル大手、華新麗華(WALSIN)は8日、中国・山東省煙台市でステンレス精錬工場を増設すると発表した。投資額は30億台湾元(約77億円)で、年産能力は現在の20万トンから50万トンに拡大する。9日付経済日報が報じた。

同社は現在、台中港加工出口区(輸出加工区)にステンレス焼鈍酸洗工場を建設中で、煙台工場の増設を含めてすべて完成すれば中台のステンレス関連工場は7カ所となり、総年産能力は現在の100万トンから150万トンまで拡大する。
同社ステンレス事業部の張文春総経理は、中国の関連工場では主に特殊鋼棒線製品や鋼中厚板を、台湾では鋼板類を生産し、資源の有効活用を図ると述べた。
証券会社によると華新麗華は、銅材、銅線、高圧ケーブル、ステンレスワイヤ、線材の供給でアジアで重要な地位を占めており、継目無鋼管(シームレス鋼管)では世界5位の供給メーカーだ。また、200種類以上のステンレス線材製錬技術を持ち合わせている。
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