ニュース 石油・化学 作成日:2011年11月9日_記事番号:T00033644
台湾中油と合成ゴム大手、台橡(TSRC)および富邦金控創投の3社は8日、ナフサ分解によって副生する混合物C5留分関連の事業を手がける、台耀石化材料科技の設立に向けた合弁契約に署名した。資本金は86億台湾元(約220億円)で、出資比率は▽中油、49%▽台橡、48%▽富邦金控創投、3%──。中油が原料を供給、台橡が技術運用を主導する。9日付工商時報が報じた。

台耀石化は年間15万トンのC5留分を分離し、同3万トンのスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)や同2万トンのタッキファイヤー(粘着付与樹脂)などを生産する工場を、第3ナフサ分解プラント(高雄市林園区、通称三軽)近くに設置する。2年後の稼働、年生産額56億元を見込む。
台橡の涂偉華総経理は「C5留分製品の競合は世界でも10社を超えず、製品の粗利益率は18〜19%が見込める」と語った。
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