ニュース 電子 作成日:2011年11月9日_記事番号:T00033647
9日付工商時報が業界関係者の話を基に伝えたところによると、いまだに収まらないタイ大洪水の影響で、ハードディスク駆動装置(HDD)が来年第1四半期に最大で3割の供給不足に陥る可能性が出てきた。
ノートパソコン受託メーカー大手は、HDDの在庫が11月末〜12月まで持つとみているが、中堅メーカーは早ければ11月売上高にHDD供給不足が影響するとみられる。
また、通常のノートPCへのHDD優先出荷で、特に低価格ノートPC(ネットブック)はHDD供給不足が深刻化しそうだ。現時点で、ネットブックの四半期出荷台数は世界で700万台規模といわれているが、来年第1四半期には出荷量が大幅に減少する可能性がある。
さらに、3.5インチHDDの生産能力が2.5インチ製品よりも被害が大きく、デスクトップPC、マザーボード出荷にも打撃となるとみられる。
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