ニュース 電子 作成日:2011年11月9日_記事番号:T00033649
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が8日発表した10月連結売上高は前月比5.2%減、前年同月比11.2%減の312億台湾元(約806億円)だった。大型パネルの価格下落が響いた。9日付電子時報が報じた。
AUOは10月、ノートパソコン、液晶モニター、液晶テレビなど向け大型パネルの出荷枚数が前月比8.6%減の903万枚だった。中小型パネルは同11.9%減の1,649万枚だった。
瀚宇彩晶(ハンスター)の10月売上高は前月比0.6%増、前年同月比25.4%減の35億8,200万元だった。自社ブランド、ハンスG製品向けを含む大型パネル出荷枚数は前月比7.4%減の33万枚、中小型パネルも同7.4%減の3,764万枚だった。
一方、中華映管(CPT)の10月連結売上高は前月比2.6%減、前年同月比6.8%減の52億2,000万元。大型パネル出荷枚数が80万枚で前月比30.3%、前年同月比56%の大幅減だった一方、中小型パネルは過去最高の5,249万枚で、前月比1.8%増、前年同月比では67.5%の大幅増だった。
業界関係者は、11月にパネル価格が下げ止まり在庫水準も低いため、このまま設備稼働率を上げなければ、欧米のクリスマスや中華圏の春節(旧正月)シーズン効果で、来年第2四半期にも価格が反転上昇すると予測している。
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