ニュース 電子 作成日:2011年11月9日_記事番号:T00033650
市場調査会社、ディスプレイサーチの謝勤益副総裁によると、パナソニックがこのほど、初めて台湾からの液晶パネル調達を決めた。調達するパネルの28%を奇美電子(チーメイ・イノルックス)から、15%を友達光電(AUO)からで、計43%が台湾調達となる見通しだ。またパナソニックはテレビ組み立て業務の外部委託も25〜35%に拡大する考えとされ、AUO傘下の景智電子(BriView)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、冠捷科技(TPVテクノロジー)が恩恵を受けるとみられる。9日付経済日報が報じた。
このほか謝副総裁によると、シャープも40インチ以下製品では、パネルをすべて奇美電から調達、鴻海科技集団(フォックスコン)が組み立てを担当し、シャープは60インチ以上の製品のみを手がけることになるという。シャープのタブレット型パソコンや携帯電話用パネルも、鴻海との関係を通じて、奇美電が少なくない受注を獲得しているという。
このほか来年はソニーが液晶テレビ用パネルの21%を奇美電から16%をAUOから調達、東芝も25%を奇美電から13%をAUOから調達するとみられる。日本ブランドが台湾メーカーと協力して韓国ブランドに対抗する傾向がますます強まる模様だ。
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