ニュース 電子 作成日:2011年11月9日_記事番号:T00033652
ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、世界的な景気低迷や市場の需要が予想よりも弱いことから、来年の設備投資を今年の73億米ドルから60億米ドルまで下げるとの予測もあった。しかし、韓国サムスン電子がファウンドリー事業での展開を積極化し、来年は非メモリー事業に70億米ドルを投じると報じられる中、設備業者によると、TSMCは来年71億米ドルの設備投資を行うことを社内決定したもようだ。ただ同社は観測に対し「現時点では未定」とコメントしている。9日付工商時報が伝えた。

TSMCが受注を目指していたとされるアップルの次世代プロセッサー「A6」は、サムスンが32ナノメートル製造プロセスで受注した伝えられている。しかしTSMCは来年、28ナノプロセスでの量産に全力を注ぎ、クアルコムやエヌビディアなどアップル以外の大手のプロセッサーすべてを受注し、「最大のライバル」とするサムスンの追い上げ阻止に全力を挙げるもようだ。
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