ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年11月10日_記事番号:T00033668
銅線材・電線ケーブル大手、華新麗華(WALSIN)は9日、太陽光発電、鉄スクラップ回収事業を拡充するため、約5,000万米ドルを投資すると発表した。10日付工商時報が伝えた。
まず、全額出資する米グリーンレイク社の増資に2,911万米ドルを投じ、太陽光発電事業を推進。また、中国・山東省煙台市でのリサイクル企業「煙台大衆資源再生」の設立に2,000万米ドルを充て、鉄スクラップの回収によりステンレスの調達コスト低減を図る。
太陽電池事業では、既に中国の多結晶シリコン(ポリシリコン)メーカー、西安天宏多晶硅に19%を投資し、昨年末から操業を開始。台湾に設立した宝徳能源も2013年にポリシリコンの量産を開始する計画で、生産能力は年1万8,000トンを見込む。
同社の焦佑倫董事長は「太陽エネルギー産業への投資効果は13年から表れる。今年下半期の太陽電池相場下落の影響は受けない」と述べた。
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