ニュース 電子 作成日:2011年11月10日_記事番号:T00033679
タイ大洪水によってハードディスクドライブ(HDD)が供給不足に陥って価格が上昇し、また欧米での需要不振が続いていることから、ノートパソコン業界に対する懸念が外資系証券会社から相次いでいる。メリルリンチ証券によると、特に宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)はPC世界市場の15~18%を占める欧州での売上高が35~40%に上り、打撃が比較的大きくなるとの予測だ。同証券はまた、今後半年は消費者の財布のひもが固くなり、ノートPCブランド、受託メーカーとも業績見通しが悪いと指摘した。10日付中国時報が報じた。
一方、RBS証券も、HDD生産で世界の4割を占めるタイの水害を理由に、今年第4四半期の世界全体のPC出荷量を前期比4.8%減に1ポイント引き下げ、来年第1四半期は12%減に2ポイント下方修正した。ただ、聯想集団(レノボ)と華碩電脳(ASUS)の株式は投資判断「買い」を維持している。
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