ニュース 電子 作成日:2011年11月10日_記事番号:T00033680
現在来台しているグーグルのエリック・シュミット会長が9日に出席したフォーラムで、宏碁(エイサー)の創業者、施振栄・前董事長は「韓国はみんなの敵だ」と語り、携帯電話OS(基本ソフト)市場で世界シェアトップの「アンドロイド」を展開するグーグルについて「特定の対象のみを優遇しなければ、アンドロイド陣営は継続して成長を続け、アップルに打ち勝つことができる」と提言した。施氏の発言は、グーグルが従来パートナーのうちサムスン電子との協力に重点を置いてきたことに対し、台湾メーカーの間にくすぶる不満を代弁したものだ。10日付工商時報が報じた。
フォーラムではシュミット会長(右)と施振栄エイサー創始者(左)の対談が行われ、会場には多くの聴衆が詰めかけた(9日=中央社)
これに対しシュミット会長は、ポケットからアンドロイド搭載の携帯電話を取り出して掲げつつ「アンドロイドは世界のパートナーの努力によってハードからサービスまで完全な生態系を築くことができた」と語り、「中でも台湾の受託メーカーの努力には非常に感謝している」と強調した。
しかし、この時シュミット会長が掲げた携帯電話はサムスン製で、司会者がこれを指摘すると会場から笑い声が漏れた。
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