ニュース 電子 作成日:2011年11月10日_記事番号:T00033681
米インテルが提唱する薄型軽量ノートパソコン「ウルトラブック」の販売状況が思わしくないため、受託メーカーによると、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)が発注量を4割引き下げた。10日付電子時報が報じた。
この受託メーカーによると、両社は当初、試金石として投入する初代機種で年内25万~30万台販売を見込んで発注を行っていたが、このほど15万~18万台への下方修正を伝えてきた。なお受託メーカーは、実際の販売台数は多くても10万~15万台で、製造原価に販売コストを加えると赤字になると予想している。
両社のウルトラブック第1弾は、エイサーが「Aspire A3」を小売価格3万1,500~4万2,000元と、価格重視で投入。ASUSはデザインと技術力をアピールし、SSD(ソリッドステートドライブ)搭載「ZENBOOK」4機種を3万6,000~4万9,000元で販売している。聯想集団(レノボ)、東芝などは12月に発売する計画だが、出荷量は多くない見通しだ。
業界関係者は、ウルトラブック市場が本格化するのは2012年5月以降で、購買意欲が高まるのはマイクロソフト(MS)の次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8」発売後、同年10月ごろと予想している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722