ニュース 運輸 作成日:2011年11月11日_記事番号:T00033695
桃園国際空港で10日午前10時ごろ、南滑走路につながる誘導路に約40センチメートルの大きな穴が開いているのが発見された。修復に午後4時までかかり、100便近くの発着に影響が出た。その中には、12日から開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため東京経由でハワイへ向かう連戦・元副総統の搭乗便も含まれていた。11日付蘋果日報が報じた。

発着の遅れで影響を受けた搭乗客は1万人以上とみられる(10日=中央社)
ある国際線パイロットによると、同空港の滑走路の状態は「アジアワーストワン」で、絶えず破損、修理を繰り返しており、「台湾の玄関口として恥ずかしい」との声も上がっている。
桃園空港では現在、滑走路の再建工事が進められており南北2本の滑走路のうち、現在は南滑走走路のみが使用されているため、今回のトラブルの影響が大きくなった。
なお同空港では9日にも、荷物を輸送する車両が航空機に衝突する事故が起きている。相次ぐトラブルに毛治国交通部長は立法院の交通委員会で、空港運営会社、桃園国際機場公司の役員人事を年内に見直すことに同意した。
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