ニュース 金融 作成日:2011年11月11日_記事番号:T00033698
イタリア国債の債務不履行(デフォルト)懸念が指摘される中、台湾の金融機関による対イタリア投資に伴うリスク・エクスポージャーの規模は6月末時点で総額145億台湾元(約370億円)であることが行政院金融監督管理委員会(金管会)の統計で明らかになった。11日付工商時報が伝えた。

内訳は銀行が36億元、保険が98億元、投資信託が11億元だった。また、財政問題が指摘される欧州5カ国(PIIGS=ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)に対するリスク・エクスポージャーは銀行が245億元、保険が300億元となっている。ギリシャは19億元で、台湾の金融機関による投資や融資は限られている。
金管会の陳裕璋主任委員は10日「イタリア問題は想像ほど深刻ではなく、現時点で悲観しすぎる必要はない。欧州各国は問題を処理する政治的な知恵を持っていると信じている」と述べた。
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