ニュース 電子 作成日:2011年11月11日_記事番号:T00033702
パソコン内蔵の無線LANモジュール(802.11bgn1x1)の一部価格が年初来で40%以上下がるなど、無線LANルーター、ブロードバンド端末設備を含むネットワーク設備に値下げ圧力が重くのしかかっている。11日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、従来PC内蔵用無線モジュール市場は安定していた。しかし2011年から鴻海科技集団(フォックスコン)、光宝科技(ライトン・テクノロジー)などEMS(電子機器受託生産サービス)が、無線LANのテスティング(検査)ラインを全面自動化して中国の人件費上昇を圧力を緩和し、一部チップメーカーが受注獲得のため低価格で供給を行ったことから価格競争が激化しているという。
正文科技(ジェムテック・テクノロジー)、智易科技(アルカディアン・テクノロジー)などネットワーク設備メーカーの粗利益率は昨年下半期以降、従来なんとか維持していた10%を割っており、さらに今年は上半期からの値下げ競争や台湾元高の追い打ちを受け、状況は厳しさを増している。
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