ニュース 電子 作成日:2011年11月11日_記事番号:T00033703
プリント基板(PCB)大手、燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)が、40億台湾元(約102億円)以上を投じて進める宜蘭県・利沢工場の第2期拡張工事が11月までに完了し稼働する見通しだ。続いて第2.5期拡張工事も、来年5〜6月に骨組みが完成し、その後50台の穴あけ加工機を搬入する予定だ。さらに来年下半期には第3期拡張計画にも着手する考えだ。11日付工商時報が報じた。
許正弘同社総経理は、来年2月ごろから第2期拡張による売上高への貢献が始まるとみており、ちょうど電子業界の回復期に当たると予想されることから、フル稼働で1億元の増収を期待できるとしている。
ユニテックの10月売上高は、PCB事業が10億5,100万元で前月比3.57%の減少だったものの過去2番目の高水準を維持した。連結売上高は同3.89%減の12億8,400万元だった。
第4四半期の見通しについて許総経理は、設備稼働率は依然90%を維持しているが、経済環境全体の影響から売上高は当初予測の前期比5%増収から横ばいへと下方修正。需要の回復は来年第2四半期になるとの見方を示した。
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