ニュース 政治 作成日:2011年11月14日_記事番号:T00033719
ヒラリー・クリントン米国務長官は10日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)で訪問した米ハワイで講演を行い、その中で「一つの中国」政策に基づき、台湾海峡の平和と安定維持に力を注ぐとした一方、台湾は米国にとり安全保障と経済の面で重要なパートナーだと評した。また、米国は過去3年余りに見られた中台関係の進展を歓迎し、今後も改善を進め、双方の敵対関係が平和的な解決方法を見い出せるよう期待すると述べた。12日付聯合報が伝えた。
クリントン長官は「21世紀は米国にとり太平洋の世紀」と題した講演で、今後数十年の米政権にとって最も重要な任務は外交、経済、戦略の各方面でアジア太平洋地域への投資を増やすことだと強調した。
米中関係については「中国の繁栄は米中両国にとって良いことだと米国は信じている」と重ねて述べた。その上で同長官は「両国共通の利益を拡大させることが非常に重要で、戦略的または経済的な対話のほかに、文民と軍人による対話を強化して海洋の安全やインターネット・セキュリティーなど敏感な問題についても率直に議論したい」と呼びかけた。
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