ニュース 運輸 作成日:2011年11月14日_記事番号:T00033726
ばら積み海運の中国航運(CMT)の周慕豪総経理は12日、来年は200隻以上のケープサイズ型ばら積み船の市場への投入が予想されるため、運賃・船料とも低迷し、依然としてばら積み海運海運市場は谷底状態が続くとの見通しを示した。13日付経済日報が伝えた。
周総経理によると、船舶の過剰投入で昨年下半期から大幅下落していた運賃は最近ようやく安定し、各業者は多少の利益計上が可能になっていた。しかし来年のさらなる船舶供給により、市況の改善は不可能だという。また原材料を主な積荷とする大型ばら積みは、景気の影響を受けやすいと説明した。
なお台湾国際造船(台船、CSBC)の譚泰平董事長は、老朽船舶の処分が進むため2013年には市況が好転し、14年は低迷を脱却するとみている。周総経理も、船舶数のバランスが取れ、需要が回復すれば運賃はすぐにでも上昇するとの見方を示した。
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