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自動車業界、今後1〜2年で200億元投資【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年11月14日_記事番号:T00033734

自動車業界、今後1〜2年で200億元投資【表】

 自動車の買い替え需要と中台市場の将来性を踏まえ、台湾の自動車メーカー各社は相次いで設備投資計画をまとめており、今後1〜2年で投資額は200億台湾元(約510億円)を超える見通しだ。14日付工商時報が伝えた。

 トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は、過去最大の販売網強化計画を推進し、今後2年以内に50億元を投資。台湾全土138カ所のショールームを全面改装する。このほか、10億元を投じ、社用車を環境対策車に切り替える。

 裕隆企業集団は来年、自社ブランド「LUXGEN(納智捷)」「tobe(酷比)」の新モデルをそれぞれ1〜2車種投入する計画で、開発費用だけで少なくとも50億元を投じる。また、中国・東風汽車との合弁の東風裕隆汽車は12億人民元(約150億円)を投じ、工場の第2次拡張を予定しているほか、中国でLUXGEN2車種の生産を開始するため、来年は中国で少なくとも30億台湾元の投資を見込む。

 中華汽車工業(チャイナ・モーター)は、販売網の改装に少なくとも5億元を投資する方針で、さらに三菱自動車の小型車「グローバル・スモール」の台湾での生産を開始する場合には、開発費用が少なくとも10億元必要となる見通しだ。

 このほか、中華賓士汽車(中華ベンツ)は10億元をかけて販売店の改装を行うほか、台北市の関渡、南港地区でのショールーム、オフィスビルの開発計画を合わせ、計20億元の投資を見込む。