ニュース 電子 作成日:2011年11月14日_記事番号:T00033737
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の林百里董事長はこのほど、ブルームバーグ・ビジネスウィークの取材に対し、グーグル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブックなど大手インターネットサービス業者からの受注を受け、サーバーおよびストレージ設備事業が急速に成長していると語った。なおこうした顧客はブランド企業を通さず、直接クアンタに発注しているためサーバーの粗利益率は10%を超えているという。クアンタは今年、非ノートPC事業の売上高構成比を25〜30%と予測しているが、来年はクラウドコンピューティング需要を好感し、30%に達するとみている。12日付蘋果日報が報じた。
なお、ブルームバーグは、クアンタがこのほど、アマゾンのタブレット型PC「キンドル・ファイア」を約500万台受注し、2015年までに20億米ドルの売上高をもたらすとの見方を伝えた。林董事長はこれについてコメントを避けたものの、「アマゾンの影響は大きい」と語った。
このほか林董事長は、超薄型軽量ノートPCの新カテゴリー「ウルトラブック」について「需要の回復を刺激する」と語り、PC産業はまだ行き詰まってはいないとの見方を示した。
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