ニュース 電子 作成日:2011年11月14日_記事番号:T00033738
市場調査会社、ディスプレイサーチによると、世界の液晶パネルメーカーのライン稼働率は10月、平均75%となり、9月の68%から7ポイント上昇した。14日付工商時報が報じた。
9月は在庫削減と損失軽減のため、各社とも稼働率を大幅に引き下げていた。しかし、10月に入って、中国の国慶節(建国記念日、10月1日)の大型連休で在庫水準が下がり、メーカーが積み増しを開始したことや、来年の春節(旧正月)連休需要に向けた準備、および北米市場で年末に向けて需要が回復していることなどを受けて稼働率が上昇したとみられる。
このうち、台湾メーカーの10月平均稼働率は、9月より上昇したものの65%にとどまった。日本メーカーは前月からさらに低下して、平均70~75%だった。サムスン電子やLGディスプレイ(LGD)などの韓国メーカーは緊急受注を得て、平均84~85%にまで上昇した。
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