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パワーチップ、債務繰り延べ延長を申請


ニュース 電子 作成日:2011年11月14日_記事番号:T00033739

パワーチップ、債務繰り延べ延長を申請

 経営再建中の半導体メーカー、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)はこのほど、債券団に債務繰り延べ期間の1年延長を求めるための支援を経済部工業局に申請した。12日付経済日報が伝えた。

 同社に対する債務繰り延べ措置は12月14日に期限が切れる。債権団は来週にも会合を開き、対応を協議するが、債務繰り延べに同意する方向だという。同社は工業局から企業診断証明書を取得した上で、中華民国銀行公会を通じ、債権団に債務繰り延べを要請する。

 パワーチップに対しては、5件の協調融資(シンジケートローン)で469億台湾元(約1,200億円)が貸し付けられており、うち2件は国泰世華銀行、残る3件は兆豊国際商業銀行、華南商業銀行、みずほコーポレート銀行が主幹事を務め、20行以上が参加している。過去1年間、パワーチップの利払いは正常だという。