ニュース 公益 作成日:2011年11月15日_記事番号:T00033750
東部海域で地震・津波が発生した際、いち早く住民に警報を伝える緊急速報システム「MACHO」が、14日供用を開始した。宜蘭県頭城を起点に約45キロメートルの海底観測ケーブルを敷設しており、NECが設置に当たった。同システムが台湾で運用されるのは初めて。15日付中国時報が報じた。
「MACHO」の設置により、海底で地震が起きれば、地震波が台湾に到達する10〜15秒前に地震警報を、津波が襲来する場合は10分前に津波警報を発令できる。これにより、住民の避難時間を確保し、傷害・死亡の発生率を90%低減すると期待されている。
今後、海底観測ケーブルの長さを100キロに延長して探知能力をさらに向上させることも検討されている。
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